◇京都の旅 お勧め酒蔵廻り(精米歩合35%他、こだわり編)【京都の楽しみ方色々】奥が深い酒処伏見のもう一つの酒蔵めぐり

京都伏見の酒蔵廻りのこだわり編です。 伏見には全国的に有名な酒蔵の月桂冠、黄桜(カッパカントリー)があり多くの方が見学や酒を求めて観光されています。 実は(知っている方も多いと思いますが)伏見には20以上もの蔵元があり、それぞれのコンセプトで酒を造っている酒処です。 伏見は、かつて「伏水」とも書かれたほど質の高い流水が豊富な地域です。 桃山丘陵をくぐった清冽な水が、水脈となって地下に息づき山麓近くで湧き水となっているのです。 そして、伏見は酒造りに適した地下水が豊富な他、秀吉の伏見城築城で栄え酒の需要が増える中で脚光を浴び、江戸時代には水陸交通の要所としてますます発展し、醸造家も増え吟醸地としての基盤が形成されていったのです。 今回は、月桂冠、黄桜と試飲をしたあと、もうひとつの伏見の酒蔵の酒を飲もうと思い、歩いて廻れる範囲の自分は知らない酒蔵も訪ねて試飲をする「旅」をしようと考え事前にどんな酒蔵があるか調べました。 そして、東山酒造の「坤摘」、山本本家の「神聖」、京姫酒造の「京姫」にターゲットを絞りました。 しかし、東山酒造、京姫酒造では直売店や試飲はやっていませんでした。 どうしようかと思っていましたが、京姫酒造の事務所で近くの大手筋商店街に「油長」という酒屋さんがあり、そこでは試飲もできるとお聞きし早々に「油長」さんに向かったのでした。 「油長」さんに着いたら驚きの連続でした。 大きな酒屋さんで、試飲のカウンターも立派、なんと伏見の蔵元の多くのお酒が試飲できる酒屋さんでした。 もしかしたら、伏見の酒しか置いてないのかも? そんな油長さんで、「坤摘」、「神聖」、「祝」、「ささにごり」という各蔵こだわりのお酒を飲むことができました。 ジジはお酒は好きなだけでお酒の云々は言えず、ただ自分が感じたことをお伝えします。

良かったら見て下さい。